映画鑑賞メモ保管場所 mottoは簡潔に
 

 

 
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お盆休み真っ最中、帰省もお墓参りもない我が家はすべて通常営業です。

レディスデーに時間が取れたので、ひとり映画館に行ったのですが、ごった返す映画館に驚きました。

お目当ての「バケモノの子」は満席の×マーク。

えーー、残念ーー。

ならば「ミッションポッシブル」が良かったけど時間が合わなくて、今から帰るのもなんだし、

仕方ない「進撃の巨人」を観ましょうかとチケット売り場に並びました。



念のために、「バケモノの子」はもう満席なんですねと尋ねると、おひとり様なら最後の1席が空いてますとのこと、前から2番目のど真ん中。

普段からどちらかというと前方の真ん中の席を選ぶんだけど、流石にこんなに前には座らない。

でも小さなシアターだったので疲れることなくなかなかの快適さで鑑賞することができました。

満席のシアターって久々だな。







役所さんや宮崎さんが声優されてることは知ってたし、

リリーフランキーさんは声でわかったけど、

エンドロールですごい俳優陣が出てたと知ってビックリ。

あらま、大泉洋さんも出てたんですかん。残念~もっと注意してれば良かった。



細田守さんは、テレビで何気に観た「おおかみこどもの雨と雪」がすごく良かったので期待してたんですよね。

前回は母親の子育ての話とすると、今回は父親の子育ての話。



雨と雪の若いお母さんは自分のすべてを尽くして子ども二人を育て、それぞれ人間とおおかみとして子どもは自立していった。

今回は子育ての話というより、父親は自分の生きざまを子に刻み込んだ。

我がままで自分勝手な親父が役所さんが演じることで憎めないお父さんになってました。さすがです。

渋谷の街も繊細に描かれてて、バケモノの世界との対比も面白かった。



最後になって闇を抱える人間同士の対立になったのはちょっと戸惑ったかな。

え、そーいう話だったっけ、、って。

そのせいで映像的にはジブリっぽくなったけど。



基本的には面白かった。

ひとりで生きていけない非力な子どもが、逞しく成長する話って、

それだけで母はもー感動しちゃうんですよね。









バケモノの子  2015年

監督:細田守

出演:役所広司、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すず、リリー・フランキー、大泉洋



人間界「渋谷」とバケモノ界「渋天街」は、交わることのない二つの世界。ある日、渋谷にいた少年が渋天街のバケモノ・熊徹に出会う。少年は強くなるために渋天街で熊徹の弟子となり、熊徹は少年を九太と命名。ある日、成長して渋谷へ戻った九太は、高校生の楓から新しい世界や価値観を吸収し、生きるべき世界を模索するように。そんな中、両世界を巻き込む事件が起こる。 
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学校を卒業して、勉強しようと進んだ道を早々と挫折して、
就職してないし、どこにも所属してなくて、まだ何者でもない、
社会のなかで自分だけ浮いているような時期って、自分にも確かにあった。
そっか、まさに朔子の年齢だぁって、
ちょっとだけ思い出しました。(いったい何年前の話なんだ)

大学受験に失敗して将来の展望も持てない18才の朔子が過ごす夏の日々の話。
特別なことなんて起きない、いろんな人と出会うけど特別なことなんてない。
だけど、なんて魅力あふれる映画なんだと思う。

朔子と叔母さんは、実は血は繋がってない。
朔子の母と姉妹の叔母さんが同級生でなぜ同じ名前なのか(字は違う)、そこから複雑だけどそんなに入り組んでない人間関係が始まってる。
登場する人たちと朔子の関係(距離感)が面白い。
踏み込まないけど垣間見える人生というか、朔子の視線から見た登場人物の特別じゃない感が、自分の周りにもいそうなんだよね。

若い子とコトを繰り返す偉い人らしいエロ親父。先日ニュースに出てませんでした?
海外渡航してまるでコレクションするみたいにやってた元校長先生。(タガが外れる感覚が忘れられなかったって言ってたヒト)

原発被災者を演じさせられる話もね、そういう面もあるって話でしょ。
(福島に住んでる友達から関連した話をたまたま聞いたことあります)
決して批判しているわけではないと思うんですよ。

叔母さんと兎吉さんとの関係も面白くて、インドネシア語の翻訳をしているインテリな叔母さんは「ダメな人を好きになっちゃう」んだね。
自転車で二人で違う道を行ったとき、どんな話をしてたんだろ。
そこを見せないところが憎いです。
近所の人からゴロツキと噂される兎吉は、娘を大学に入れてちゃんと暮してるよ。
違法すれすれのホテルの支配人だけどね。
疑問を言い始めた孝史にクビを言い渡して「お前は卒業だ」って言うあたりが清濁併せ呑んだ感じで、私なんかはちょっとぐっときちゃうんだけど。

叔母さんと腐れ縁らしい大学の先生(西田)との関係も、「大人って汚いよなーって」言いたくなるけど(大人なお前が言うなって)
これもある種の恋愛で、大人になるとキラキラした恋愛なんてないんだよ、たぶん。経験ないからわかんないけど←

そういう、いろんなたくさんのことを、声高に言ったりしてなくて、
朔子を通して見る距離感がすごく面白かった。

孝史役の太賀くんが良かったなー。

そして、二階堂ふみちゃんが毎回来てる服が可愛くて、あぁ肩だし似合うの二十歳だよなぁって思ったり、水着姿がたまらなく可愛かったです。
やっぱりね、若いってなにものにも代えられない魅力です。
なんつー、おばさんの感想になってしまった。
凄みを封印した二階堂ふみは可愛い☆



ほとりの朔子  2013年
監督:深田晃司
出演:二階堂ふみ、鶴田真由、太賀、古舘寛治

浪人生の朔子(二階堂ふみ)は叔母の海希江(鶴田真由)の提案で、旅に出た伯母(渡辺真起子)の家で2週間過ごすことに。彼女は海希江の幼なじみの兎吉(古舘寛治)やその娘の辰子(杉野希妃)、福島から避難してきたおいの孝史(太賀)らと出会う。のどかな場所で、朔子は仕事に集中する叔母をよそに短い夏休みを満喫していた。  

 

 

 

 
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「人は誰かのためになると思えば動く」
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シンブンシを被った匿名男がネット上で犯罪予告をする、、となると、今どきのサスペンスかとおもいきや、
派遣社員やブラック企業、ワーキングプア、etc.
厳しい現実を突きつけられて、
なんでこんな社会なの?
少しレールから外れたらやり直しはできないっていうの?
働きたい若者を受け入れられない社会ってナニ?
ゲイツ君が職を失った理由を知ったら可哀想で、ラストで泣けるっていうけど、真ん中へんあたりから泣いてしまいました。

キャスティングもすごく良かったし、ひょろ君のエピソードも最後に納得させる話だった。
そうなんだけど、ラストはもっと明るくて希望に向かって行けるものにして欲しかった。
殺人の動機づけも弱い気がするし(原作は知らないですけど)、そのあたりから、結末はハッピーではないなと、、、

あのIT会社、ちょっと悔しくないですか。
あそこにちょっとでいいから制裁があれば良かったのにぃ。
なんてことを言いだすと、某TV局のスカッとジャパンみたいで単純過ぎてあかんですかね(笑)

吉野絵里香という刑事のインパクト少な目ですかね。
重要な役どころではあったんだけど、ちょっと上滑り←
戸田恵梨香ちゃんは好きなんだけど、仕事できるやり手の感じとか、
孤独に育ったゲイツくんとのエピソードが繋がらない。
だから最後のシーンに感情が揺れないの。なんで?って思うばかりで。

海岸でのエンディングの余韻は、辛いことばかりだったけどだから知り合えた仲間がいるっていう、ほのぼのとした雰囲気なのに、、なんでゲイツ君はそれを選択したの?って思うじゃない。

現実が厳しければ厳しいほど、若い君たちには頑張って欲しい。
おばちゃんは心からそう思ったのでした。

ノビタくんの返すに返せない傘が浮いてました(笑)

全体としては面白かった。
好きなんですよね、とーま君。
私的には、とーま君の作品は外れなしです。
次は11月の映画「グラスホッパー」ね☆




予告犯 2015年
監督:中村義洋
出演:生田斗真、戸田恵梨香、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々、福山康平

インターネット上に、新聞紙製の頭巾にTシャツの男(生田斗真)が登場する動画が投稿され始める。彼は動画の中で、集団食中毒を起こしながらも誠意を見せない食品加工会社への放火を予告する。警視庁サイバー犯罪対策課の捜査官・吉野絵里香(戸田恵梨香)が捜査に着手するが、彼の予告通りに食品加工会社の工場に火が放たれる。それを契機に、予告犯=シンブンシによる予告動画の投稿とその内容の実行が繰り返される。やがて模倣犯が出没し、政治家殺害予告までもが飛び出すようになる。  

 

 

 

 
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黄色い電車に乗って映画を観に行きました。映画の中でも黄色い電車が何度も出てきました。このローカル感、、落ち着く(笑)
公開初日にこのローカルな映画館で監督や主演俳優を迎えて舞台挨拶があったそうで、
来たかったなぁ~、残念ながらその日は仕事で来られませんでした。

始まりは千太郎の後ろ姿。
ほんの少しだけ右肩が下がり、足を引きずるクセのある歩き方。
屋上で煙草を吸うその姿は孤独で、間違いなく人生なんて楽しんでない。
こういうのは理屈じゃなくて感覚の問題なんだけど、
あぁこの映画好きだなぁ、、、そう思いました。

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徳江が患っていたハンセン病は病気が進むと容姿が変形することと、政府が患者を隔離したことから間違った認識のため差別に拍車がかかった悲しい歴史を持つ病気。患者同士でしか結婚できなかったし子孫を残すことも許されなかった。
ハンセン病の話を聞くたびに、なぜかいつもごめんなさい、、という気持ちになる。
「無知」
「無関心」
心に無意識にあるそういうものが差別を引き起こすから。

ワカナの年齢くらいで療養所にやってきた徳江は、家族と引き離され、自分は何のために生まれてきたんだろうと悩んだはず。
でも、たくさんの自由を制限されて生きてきたからこそ心は誰よりも自由で、だから小豆の言葉に耳をすますことができる。
あぁ、なんて素敵な人なんでしょう。

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「ねえ、店長さん。私たちはこの世を見るために、聞くために生まれてきた。だとすれば、何かになれなくても、私たちは生きる意味があるのよ。」

だめだ、
もーこの台詞で涙腺が決壊しました、わたくし。

樹木希林さん。
原作を書いている時から徳江は樹木さんをイメージしていたそうです。本当に素晴らしい存在感のある方。
いて下さるだけで嬉しい、そういう俳優さんですよね。

そして、さらに良かったのが千太郎役の永瀬正敏。
無口でやるせなくて、、、
お酒で失敗した人生だから、真逆のあんこの仕事したんだね(千太郎の話)
なんかそれ可愛いじゃん←
最後の桜の花の下のシーンが良かったなぁ、晴れ晴れしてて。



あん  2015年
監督:河瀬直美
出演:樹木希林、永瀬正敏、内田伽羅
原作:ドリアン助川

刑務所から出所したのち、どら焼き屋「どら春」の雇われ店長となった千太郎の店に、徳江(樹木希林)という女性がやって来る。その店で働くことを強く希望した徳江を千太郎は採用。徳江が作る粒あんが評判となり、店は大繁盛。そんな中徳江は、つぶれたどら焼きをもらいに来ていた女子中学生のワカナと親しくなる。ところがある日、かつて徳江がハンセン病を患っていたことが近所に知れ渡る。 

 

 

 

 
面白かったんだけど途中でちょっとお尻が(腰が)痛かったんですよね。
長そうだなとは思ったけど143分。そりゃ痛くなる(笑)

面白い映画でした。
今までにないテイストの時代劇。
観た人に感想を聞くと「面白かったよ」って必ず言うんだけど、でも具体的にどこが面白かったって教えてくれないの。
何となくわかる気がする、なんか具体的に言いにくいかも。

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天保十二年(1841)。老中水野忠邦の世に言う天保の改革の真っただ中。
あと10年もしたらペリーが浦賀にやってくる幕末に近い江戸時代。
この時代の人が美味しそうに食事をし、働き、話題の戯作が発行されるのを楽しみにしている様は、次は何の映画を観ようかと楽しみに友達と会話してランチする今日の私の姿と何もかわらない。

女からの離婚請求の権利がなく、そのための政府公認の縁切り寺(鎌倉の東慶寺)と聞くと、女は虐げられて暮しているのかと思うけど、いやいや結構逞しい。
案外、亭主は女房に逃げられると何もできないじゃんってところも、今と同じじゃーん。

そんな男と女のいくつかの物語が、想像以上にてんこ盛りになってます。
これだけの話を1本の映画に入れてしまうって相当だと思うよ。そりゃ143分かかるっちゅーの。
よく混乱しないでまとまったと感心します。

兎にも角にも、贅沢過ぎるキャスティング。
いいんですか?ホント。
どなたもドンピシャに素敵に似合っていて生き生きしていて、
それが作品全体に品がある要因かなと感じました。

想像妊娠騒動やハチミツ浣腸のくだりは面白かったけど
いっぱいあり過ぎて思い出せないくらいのエピソード数で、
できれば少し数を減らした方が、ひとつひとつにゆっくり感動できたのになぁ。

私はじょごと信次郎のラブラブてしたところをもうちょっと見たかったよ。
結構斬新なファーストキスだったし☆



駆込み女と駆出し男  2015年
監督:原田眞人
出演:大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかり、堤真一、山崎努、樹木希林

江戸時代、幕府公認の縁切寺として名高い尼寺の東慶寺には、複雑な事情を抱えた女たちが離縁を求め駆け込んできた。女たちの聞き取り調査を行う御用宿・柏屋に居候する戯作者志望の医者見習い・信次郎(大泉洋)は、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも男女のもめ事を解決に向けて導き、訳あり女たちの人生の再出発を後押ししていく。 

 

 

 

 
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まさかの実写化だと思うよ、殺せんせーがよく実写になったと、、
いや、その前にまったく知らなかったんですけどね、すごい人気のコミックなんだってね。

「毎週読み終わったジャンプくれてありがとう、助かってる」って
年末の福嵐でニノにお礼を言ってたのは相葉ちゃんだった気がするんだけど、
少なくても二人は愛読してるってことよね。
(追:ジャンプのインタビューによると潤くんも愛読してるらしい)

殺せんせーのフォルムがなんとも独特で、でも表情豊か。
声もピッタリで、ニノだからってのもあって行ったけど、正直ほぼ最初からニノは意識から外れてました。可笑しくて愛らしくてキュート 
「暗殺教室の」最大の魅力は殺せんせーよね。

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ある日突然、進学校「椚ヶ丘中学校」の落ちこぼれ組・3年E組の元に政府の人間と、人間ではない謎の生物がやって来た。マッハ20で空を飛び、月の7割を破壊して常時三日月の状態と化してしまった危険な生物は「来年3月までに自分を殺せなければ地球を破壊する」ことを宣言したうえ、「椚ヶ丘中学校3年E組」の担任教師となることを希望した。

高校三年生の1年間で完結する話なのね。
それを2時間で描くわけですから大変よね(描いたのは1学期だけですが)、原作未読の人は設定に馴染むまでに間違いなく戸惑うよね。
柔軟な感性が必要というか、精神年齢が柔軟というか← 
そういのないと難しいんじゃない?
斜め前に座ってたおじ様が途中から気持ちよさそうな寝息をたててたのはわからんでもない、イビキじゃなくてよかったよ。
隣の小学生くらいの女の子が楽しそうに観てました。

ストーリー展開は詰め込まれた感はあったけど、テンポが良くて、殺せんせーを愛でてるだけで十分なくらいに楽しかった。
殺せんせーの教えによって、落ちこぼれの生徒たちの成績が上がるし、何より戦う(暗殺の)知恵を身につけて、すなわちそれは生きる知恵で、なんでも机上で学ぶ現在においてそれは憧れなほど実体験ばかりなの。そこかなー。
どんなことしてもドーンと受け止めてくれる先生は憧れるよね。

個人的に、山田くんも菅田将暉くんも好きよ。
原作コミック、アニメを観てる人にもキャスティングは概ね好評のようです。
ニノの声が絶賛されてるみたいで、 「鉄コン筋クリート」に続いて声優第二弾の仕事がなんか嬉しい。

なかなか大人にならないなぁって思ってた加藤清史郎くんが、ちょっと大きくなって政府から送り込まれた刺客のイトナ役。
山田くんと同級生役ってのが凄いけど、インパクトのある役でした。

To be continued、、、で終わったので、そうまだ一学期が終わっただけだし、間違いなく続編はあるよね。
ファン的にエンドロールも楽しめます~☆



暗殺教室  2015年
監督:羽住英一郎
出演:山田涼介、菅田将暉、椎名桔平、加藤清史郎、知英、高嶋政伸 

 

 

 

 
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R15+指定作品。

劇場上映中ずっと気になってたんだけど観に行けなかった映画。
結果、家でひとりでブルーレイ鑑賞したのは正解かもしれないです。
難しい映画でした。
気分はどうかと聞かれればそりゃ悪いでしょ、どうしたらよいのかわからない。
観終っても気持ちの整理がつかなくて、しばらくネットでいろんな人の意見を確認しました。
原作を読んだ方の感想も。

まず最初に思うことは、二階堂ふみはバケモンね(←最上級の褒め言葉)
中学生から高校生、そして大人になるまで演じ分けてて、おんなじ顔してんのになぁ、顔に産毛が生えてる中学生から、最後は妖艶な女の顔で終わった。
彼女はまだ二十歳でしょ、何度も言うけど驚きです。

私の男と交わる時の表情が、それは正常な行為ではないですからね(父親ですから)、異性に対する愛情とも違う、もちろん性欲だけとも違う、何とも言えない目をしてた。
先日この作品でブルーリボン主演男優賞を受賞し男泣きした浅野忠信との主演二人の演技力の確かさがあっての作品なんだと思った。
テーマがギリギリだもんね、近親相姦なんて。

近親相姦といっても、父と娘として暮らしていたとしても遠い遠い親戚。
そのへんが複雑なんだけど、禁断の世界に踏み込んでしまった男と女の愛なのかというと、それは違う。
劇中でも言ってたけど淳悟は「父親になりたかった」んだから。

花は奥尻の津波で10才の時に天涯孤独にり、淳悟だけが唯一の家族だった。
被災直後の行動から、たぶん母親に対しては嫌悪感をもっていて、自分を背負って逃げてくれた父親に対する思いが強かった娘で、先ず前提として彼女はファザーコンプレックスを持ってるみたいでしたね。
そこに父として現れた淳悟が、きちんと成長できてないまま大人になった不完全な男だった。
彼もまた家族に恵まれずに育ったようで、家族(愛情)に対する渇望の激しい人だったわけで、お互いの強い思いが絡まったまま、行ってはいけない方向へねじれながら進んで行ってしまったんだろうか。

「舐める」という行為がちょっとしたキーワードなんだけど、すんごいエロティックよねそれって。
でも赤ちゃんが認識するときにおしゃぶりするみたいにも見えて、二人の幼児性を表しているようにもみえた、かなりエロかったけど。

途中ちょっとだけ出てきた高良君が、突然指を舐められて、汚ねーーって感じですごい時間をかけて手を洗ってるのが面白かった。
金持のボンボン、言われるとなんでもしちゃうのね、あそこで服脱ぐ?
それも面白かった。

淳悟のダメ人間ぶりが素晴らしかったです。
風体は立派な大人の男なのに、頭のなかは子供で、訪ねてきた警察官をカッとなって殺してしまってから、
あとで猛烈に反省してるって、、、あのね、それ反省して終わる話じゃないですから、、、

藤竜也がオホーツクの流氷に流されていくシーンは圧巻です。
舞台が北海道の極寒の地であるということがとても重要だった。

自分は悪くない、自分が守ろうとする者も悪くないと言い聞かせる花
だめだよ、それ人間として絶対ダメ。

終わってからかなり後を引く映画でした。
楽しく観終えてスッキリ忘れる映画より、鑑賞後もつい考える映画が好きなので、「私の男」は好きな映画でした。
でもちょっとお薦めはしにくいです。



私の男  2013年  
監督:熊切和嘉
出演:浅野忠信、二階堂ふみ
原作:桜庭一樹

奥尻島に猛威を振るった津波によって孤児となった10歳の花(山田望叶)は遠い親戚だという腐野淳悟(浅野忠信)に引き取られ、互いに寄り添うように暮らす。花(二階堂ふみ)が高校生になったころ、二人を見守ってきた地元の名士で遠縁でもある大塩(藤竜也)は、二人のゆがんだ関係を察知し、淳悟から離れるよう花を説得。やがて厳寒の海で大塩の遺体が発見され、淳悟と花は逃げるように紋別の町を去る。

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「蜩ノ記」は11/21、地元の映画館で最終日のラスト上映に観ました。
どうしようかずっと迷ってて、レンタルまで待つかと思いつつも、岡田くん~間に合ったよ。
書きそびれちゃってましたけど、官兵衛お疲れさまと、祝☆紅白初出場の思いを込めてレビューしようと思います。

うっすらと内容を知ってたから自分がどっちに感じるかなぁって思ったけど、途中からじんわりと泣きながら観ました。居ずまいを正す映画でした。

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で、先ず、、紅白ですが(←そこからかい)

「WAになっておどろう」
木村君がビックリするくらいのクオリティで一緒に踊ってて良かったね。
嵐もバックダンサーすれば良かったのに(TVに映る場所で)

V6の袴姿の舞いは坂本君が上手で流石でした。そして岡田君の立ち姿が綺麗で存在感が際立ってた気がする。さすが殿だーって思ったもんね。
(岡田君を見るたびに髪はどこまで伸びたのか気になって仕方ない)

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「軍師官兵衛」は久々の大河でした。
昔は欠かさず見てたけど、いつ頃からか全く観なくなってた。
一番面白かったのは中国大返しのあたり、歴史もののダイナミックさが大河の魅力だけど、
官兵衛っていう素材が、歴史的に派手な存在じゃないからね、そういう意味では地味だったのかもしれない。でも私は凄く面白かった。
信長から秀吉、そして家康へとゆく、一番よく知られる時代を官兵衛というまた違う視点から見ることができて、岡田君の歴史に対する興味や愛情も含めのドラマ鑑賞は、私もまたいろいろ歴史ものを読んでみたいと思えたもん。

いつだったか、来年の大河はジャニーズの誰からしいよ。って噂を聞いて、一年間拘束されるからまさか嵐の誰かじゃないよねって笑ってたけど、そういう理由じゃなくても違ったよね(笑)
そりゃ岡田くんだよね。
「永遠の0」で主演賞を総なめで、今やアイドル枠でなく堂々の俳優部門です。

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で、肝心の「蜩ノ記」の話。
ひとことで言うと美しい映画でした。

撮影地が遠野なんだってね。
昔、釜石に住んでたことがあって、遠野は峠を越えて良く遊びに行きました。
かっぱ伝説の地。
当時、まだ子供が小さかったから、山菜を取りに行ったり、キャンプに行ったり、ホントに良く行きました。

日本の四季の風景の美しさとともに崇高に生きた武士の話。
夫が(父が)10年後に切腹をすることを覚悟しながら、静かに穏やかに暮らす戸田家の家族の暮らしぶりは、見ていて思わず背筋を伸ばさすにはいられません。(できるのはそれくらいですが)

正直、退屈って言っちゃえば退屈なんだけど(それを言ってはおしまい)
現代に生きる私たちにも、日本の武士道の気質(覚悟)みたいなものがほんのわずかでもあるんだろうか、あってほしい。
所作の美しさと日本家屋の美しさ、古き良き日本を感じる作品でした。



蜩ノ記  2014年
監督: 小泉堯史
出演:役所広司、岡田准一、堀北真希、原田美枝子

年前に前例のない事件を起こした戸田秋谷(役所広司)は、藩の歴史をまとめる家譜の編さんを命じられていた。3年後に決められた切腹までの監視役の命を受けた檀野庄三郎(岡田准一)は、秋谷一家と共に生活するうち、家譜作りに励む秋谷に胸を打たれる。秋谷の人格者ぶりを知り、事件の真相を探り始めた庄三郎は、やがて藩政を大きく揺るがしかねない秘密を知る。 

 

 

 

 
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何度も言うけど←正式タイトルは「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」
ついデビクロくんって言っちゃうよね(正式タイトルが頭に入らず、笑)

12月の初旬に地元のユナイテッドシネマで鑑賞しました。
1か月遅れだけど、相葉ちゃん初主演の記念映画ですからね、レビュー残さずにはいられまい
、、ってことで、、、

相葉ちゃんは正確に言うとすでに一本撮ってますから主演映画。
デビュー前の1998年「新宿少年探偵団」、潤くんも出てるジャニーズ映画で堂々の主役張ってます。
    ⇒⇒  はぴるぴ別館レビュー「新宿少年探偵団」

これがまたみんな若くてね、学芸会レベルの演技力で、可愛くてたまんないの。
ストーリ展開もとんでもな感じなんだけど、なぜだか面白かった。やっぱり一生懸命するってことがなにより大事よね。そこが相葉ちゃんの相葉ちゃんたる所以だとも思うのです。
歌唱力がもって生まれた才能なように、私は演技力ももって生まれるものじゃないかと常々思っていて、だから上手な人は小さい頃から上手い。ニノがそうなように。
そう言う意味では相葉ちゃんは決して演技が上手い人ではないけれど、でも、上手くなったよね、、、ホント。

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4人の男女の恋愛模様の話ではありますが、断然輝いてたのは安奈(榮倉奈々)とソヨン(ハン・ヒョジュ)で女性優位な映画でしたね。
幼なじみの光が好きなのに伝えられない、男勝りでさばさばしてて、お人好しな安奈に思い入れて見た人が多いんじゃないかしら。彼女の可愛らしさがこの映画の可愛らしさになってて、子役時代の二人がとっても雰囲気が似てて可愛かった。

ヒョジュちゃんは韓国人設定で韓国語を話す場面が多かったので不自然さが少なかったけれど、それでも日本語で演じるって本当に凄いことだと思うんですよね。
かつてチャンドンゴンが中村トオルと演じたアクション映画、動画でチラッと見ただけではありますが、名優なのに日本語のセリフがお気の毒に感じたことがあって、そりゃそうだと思う、母国語以外で演じるって大変なことだもん。
そう思うと、ヒョジュちゃんは実に上手に日本語で演じてました。想像以上に良かった。
透明感があって可愛くて綺麗な女優さんよねぇ。彼女の存在感じたいがとても魅力的でした。

居酒屋でソヨンが「マショヨー(呑みましょう)」って言ったのを光が「え?どこのマンション?」って聞いたのはアドリブなんだってね。あまりにもドンピシャなタイミングで笑っちゃいました。

斗真くんに関しては感謝しかありません。本当にありがとう。(なぜ私が言う←)
出演分量は少なかったけど難しい役だったと思うんですよね。あまり説明がされないままあの立場の役を演じられたのは斗真くんだからだとも思ったりするのです。
今や堂々の映画主演俳優なのに、相葉ちゃん初主演映画に共演してくれて、本当にいい奴です。次の斗真くんの映画は何があっても観に行くからね~♪

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監督もインタビューで話されてたけど、光は優しくて純粋で、いつも先にごめんなさいって謝っちゃう人。
ちょっと現実感ないくらいの人の良さで、彼の心の闇の部分をデビクロくんが表現してる。
デビクロ通信に書かれてる言葉が詩的でなかなかうんちくがあっていいんですよ、それはすなわち光が抱えてる本音の部分でしょ。
そこが文字だけでさーっと終わっちゃうんじゃなくて何かの形で光が表現できたらもっとカッチョよかったなーとも思う。
この映画を観た人が全員が全員、相葉ちゃんらしい映画って評してるけど、本来相葉ちゃんの魅力って、パブリックな誰からも好かれる明るくて楽しくてっていうイメージとともに、絶対に見せないのに垣間見えるちょっと暗い部分がものすごい魅力だからね。
デビクロくんの登場部分をアニメだけじゃなくて、光が闇の部分として演じたらもっと面白くなったかもしれないって、一緒に映画鑑賞した映画友は原作を読んたので、観終った直後にそんな感想を言ってました。

と、長々と書きましたケド
すごくシンプルなストーリーで素直に楽しめる映画なんだけど、最後泣いてましたからね。
なんかわかんない泣けちゃうのよ。
クリスマスにカップルで絶対観に行きたい映画だったなー。(年明けちゃいましたケド)



MIRACLE デビクロくんの恋と魔法  2014年
監督:犬童一心
出演:相葉雅紀、榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、生田斗真

漫画家になりたいという願望を抱き続ける書店員の光(相葉雅紀)。デビクロくんは、優しくて気弱な光にだけ見える相棒。クリスマスイブ、光の幼なじみでオブジェ作家の卵の杏奈(榮倉奈々)、名の知れた照明アーティストのソヨン(ハン・ヒョジュ)、光の同級生で売れっ子漫画家の北山(生田斗真)、そして光という片思い中の4人に、デビクロくんが奇跡をもたらす。  

 

 

 

 
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12/22 テアトル新宿で鑑賞。
事前情報ゼロ、安藤サクラと新井さんが出ることだけ知ってて楽しみに観に行きました。
2人に対する信頼感絶大です(笑)

クライマックスには前のめりになって涙しながら観ました。
女ロッキーの映画だったとわ、エイドリアン!!!!
やっぱ安藤サクラっていい役者だわ。
泥くさく演じたいって、役者は綺麗なところで演じてちゃダメよね。
新井さんもカッコよくて色っぽかった。

テアトル新宿って単館の映画館だけど、「百円の恋」の上映が始まってから
たぶんほぼ「百円の恋」しか上映してない(今はラスト上映が違うみたいだけど)、
作品に対する熱が感じられて好感が持てる。
「そこのみにて光輝く」を観たのもここで、その時迷って止めたんだけど、
今回は迷わずTCGメンバーズカード作っちゃいました。
1000円で鑑賞できたし、無料チケットも1枚もらえて得した気分です。

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一子がボクシングの試合を目指して頑張り始める後半もいいんだけど、
私は前半のダメな人ばかり出てくるグダグダな人生を見せられるところがかなり好き。

おしゃべりすべてが腹立つコンビニ店員のオッサンに処女を奪われるなんて
最低だわ。最低!最低過ぎて涙も出ない。
あのオッサンと一緒の空気を吸うのも嫌。←
それほどの嫌悪感を抱かせる上手い役者さんってことね。

廃棄商品を毎日取りに来るおばちゃんもイカレテルけど、
どうせ捨てる商品をおばちゃんに渡したくなくてロッカーに隠して鍵をかける店長も
人生に疲れすぎて悲しくなる。
おばちゃんが刃物を持って押しかけてきたときの「マジっすか」は館内で笑いが起きました。
狩野(新井浩文)の人生決めきれない情けない感じもよかった。

見どころはなんていっても一子の変貌ぶり。
30才過ぎてるのにニートでゲーム三昧。
だらけきった体にはだらけきった精神が宿る。
なにをやっても上手くいかない人生が嫌になったんだろうね、そりゃそうだよね。

ボクシングに惹かれたのは、さっきまで殴り合ってた二人が
試合終了と同時に抱き合って健闘をたたえ合うのがかっこよかったから。
わかりやすいって大事よね。
ボクシングに熱中する彼女が、どんどんシェイプアップされていく様が気持ちよかった。
クライマックスの試合で、殴られた彼女の顔が少形していくところなんてリアリティがあってドキドキしました。

一度でいいから勝ちたかったと狩野の前で無防備に泣く一子が可愛かったよね。
可愛い女ってこういうんだよなーって思ったのでした。



百円の恋  2014年  ☆☆☆☆☆
監督: 武正晴
出演:安藤サクラ、新井浩文

32歳の一子(安藤サクラ)は実家でだらしない毎日を過ごしていたが、離婚して実家に戻ってきた妹の二三子といざこざを起こし、一人暮らしをすることに。100円ショップで深夜労働にありつき、相変わらずな日々を送っていたものの、ボクサーの狩野(新井浩文)と恋に落ちる。狩野との幸せな日々はすぐに終わってしまうが、ある日、たまたま始めたボクシングが一子の人生を変える。  

 

 

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るぴ

Author:るぴ
復習し再考し記録する
モットーは簡潔に
sutakorasassaなとこは相変わらずです


++sutakorasassa++

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海にかかる霧 2015.4.24~ TOHOシネマズ
国際市場 2015.5.16~ シネマート新宿
予告犯 2015.6.6~
海街diary 2015.6.13~
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