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息もできない(原題:똥파리)  2009年  ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:ヤン・イクチュン
出演:ヤン・イクチュン、キム・コッピ 

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シアターキノで映画「息もできない」観てきました
すでに鑑賞済みでしたが、主演・監督のヤン・イクチュンさんとキム・コッピさんのゲストトークがあるというのでもう一度観てきました
映画の中で壮絶に死んじゃったサンフンが映画終了後に目の前に現れるなんて感激(笑)

ヤン・イクチュンさんは暴力的で怖い雰囲気のサンフンとは全く違って、酒好きな(たぶん、笑)で煙草をポケットに入れてる(たぶん、笑)、気さくなちょっとやんちゃな好青年風
作品について話す時も、気取りがなく等身大の自分をありのままに見せる人という印象でした
キム・コッピさんもとっても可愛くて親近感の持てる素敵な方でした

撮影禁止だったので写真はないですけど、こんな感じの帽子をかぶってやっぱりチェックのシャツでした
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ゲストトークの時間は30分弱くらい
映画を作るきっかけは個人的に抱えていた家族の問題があってそれを吐き出したかった
という話をされてました
それと韓国という国が抱えている問題、父親の辛い立場についてもお話してました

この映画を作ったことで家族でいろんな話ができたけど
お父さんはいまだに「悪かった」とは言ってくれないそうです(照れくさいんでしょうね)
でも今は家族がすごくいい関係になったそうです

映画の中で怯えて泣いている子供がヤン・イクチュン監督自身で
この映画は彼の人生そのものだったんですね

彼の出演作品を調べてみたら、けっこう私が観た映画に出てるんだけど
あまりにもチョイ役で全然記憶にない(笑)
味のある脇役さんになりそうな俳優さんです
今年上映したチ・ジニの映画「家出した男たち」に出てるのね、是非観たいです

サンフンとヨニの関係について監督さんは
例えて言うなら「ハイエナのような二人」だったって言ってました
飢えて孤独に獲物を探すハイエナ、同じ匂いを感じた二人だったからお互いの目を見たんだと思いますって
愛かもしれないけど、愛だと言いきれない二人の関係がこの映画の面白さよね



☆以下は初回鑑賞時の感想です☆

原題は「糞バエ」
映画は暴力と汚い言葉のオンパレードです
セリフのほとんどが、シー○...とチョッ○...(笑)
冒頭の映像はずっとアップが続いて
リアルな感じはあるんだけど頭クラクラしました
抑制され押さえつけられてたものを吐き出すような映画

社会の底辺で暮らす取り立て屋のサンフンは監督自身が演じてるのね
もともとインディーズ系の俳優で、監督志向はないけれど心のモヤモヤを吐き出して前に進むために、財産を投げうってこの映画を作ったそうです
彼自身が家庭内暴力の経験とそれに対するトラウマがあって
インタビューで「父親の暴力は、この国の歴史的な背景がからんでいる。それに愛=執着ゆえに、親はなかなか子どもを手放そうとしない。私は家族のしがらみから精神的に独立したかった」と答えてます

一緒に観にいった友達と、「私なら(日本人なら)あんな家族だったらとっくに家を出てるよね」とあっさり共通認識したけど
儒教の国の韓国は家族の結びつきは、日本とは比較できないくらい濃密で、かけがえのないものだけど、足枷と感じる部分も強いんだろうなぁということは映画を観る前から常に感じていたことでした
そういう怒りや抑圧されたエネルギーが韓国映画のパワーになってたりもするかもしれない

ヤン・イクチュン、キム・コッピがすごくよかった
2人が去年の映画祭で新人賞をとったこと、納得です
こういう作品がこうして日本で観られるってことがとても嬉しいのでした

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母と妹の死の原因を作った父親に対して強い憎しみを持っている借金取りのサンフン(ヤン・イクチュン)は、ある日女子高生のヨニ(キム・コッピ)と知り合う。サンフンは強権的な父親や暴力的な弟との関係に悩むヨニに惹かれ、それぞれの境遇から逃避するかのように何度も一緒に過ごすうちに互いの心に変化が訪れる。

 

 

 

Comment

 

こちらに来ました

ルピナスさん☆うらやましいよー☆
ヤン・イクチュン監督とキム・コッピちゃんに会えたなんて!
キム・コッピさんは長澤まさみに雰囲気似てませんか?

ヤン・イクチュン監督はすごい資金難のなかでなんとかこの作品を完成させたわけだけど、受賞後はメジャー会社からオファーがあっても、まだ自分の中に「息もできない」が残っているからと断ったそうですね。
とても自分に正直な人なんだと思いました。
そんな彼だからはきだした想いを正直に映画にできたんだと思います。

私はこの作品ではとても不思議な体験をさせてもらいました。

渋谷の50人ぐらいしか入らない映画館で最終日になんとか観ることができたんだけど。
年齢も雰囲気もバラバラな観客で座席は埋まっていました。
当然小さなスクリーンなんだけど、ぐいぐい観客みんなが引き付けられて行くのが伝わってきたの。
2人の漢江のシーンでは静かな感動が拡がるのがわかりました。
コンサートなんかでの会場の一体感というのは経験ありますけど、映画を見ていてこんなふうに感じたのは初めてでした。
二つの孤独な魂が。。。狼やハイエナのように飢えた魂なのかもね。
寄り添っていくのが見えるような、そんな作品でした。

もちろん、監督が話されているような社会的背景の中のどういようもない矛盾も強く伝わってきました。
でも、私にとっては孤独な愛(のようなもの)を描いた忘れられない映画です。
罵詈雑言さえも愛しくなってしまうヤン・イクチュンでした。
ルピナスさんがお二人に会ってきてくれて嬉しい^^

チ・ジニとの映画も観たいですね。

NAME:happa | 2010.10.11(月) 23:04 | URL | [Edit]

 

happaさん☆

ついに札幌でもこんなチャンスが~(*^。^*)嬉しいよ
キム・コッピさんは可愛かったよ
ニコニコしてて長澤まさみちゃんの雰囲気あるかも、でもそれよりももっと幼い(?)可愛い感じでした

>メジャー会社からオファーがあってまだ自分の中に「息もできない」が残っているからと。。。
そういう感じの人でした
ヤン・イクチュンさんは元々監督指向が強いわけじゃなくて、自分の中で抱えてたものを吐き出す手段として映画を作ったから、だからこういうシンプルでエネルギーの詰まった映画ができたんでしょうね
話し方で飾らない人柄が伝わってくるの
ファンになりました

映画館でライブ感というか観客が一体感を持つって凄いよね
私の友達も一度、上映終了後に期せずして拍手が起きて感動したという経験があるそうです
「おくりびと」だったんですけどね
映画が良いだけでは駄目で、そこで観ている人たちが集中して観てはじめて起きる経験で、happaさんはそういう場にいたんですね
いいよねー、そういう映画と鑑賞の場に参加してみたいものです

サンフンは最初は怖くて嫌な奴なのに最後は愛しくなっちゃうもんね
こういう映画に出会うと楽しいよね
チ・ジニとの映画観たいです、チ・ジニだから日本で上映するかなぁ

NAME:ルピナス | 2010.10.13(水) 17:04 | URL | [Edit]

 

#追記

アンミョン♪
キム・コッピちゃん、そっか~長澤まさみちゃんより幼い感じなんだね。
あのピンクのカーディガン姿が目に焼きついています。
一生懸命強がって自分で自分を必死で支えてる姿が凛々しくさえありました。

それからね。
この映画を観た時の映画館での体験を電話で友達に話したんだけど、
その時に彼女が「良かったね~そんな体験だきるなんて本当に素敵なことだね」って嬉しそうに言ってくれました。
なんかそんなふうに言ってくれる人がいて10倍ぐらいまた嬉しくなっちゃった。
ルピナスさんに話して。。。また、感動10倍!!
ハハハ。。。私って単純だわ♪

映画を観に行くとどんな人が来てるんだろう?と、気にして観察する方です。
先日の爽やか映画も意外や、若い人だけじゃなくて面白いなあと思いました。

NAME:happa | 2010.10.14(木) 00:23 | URL | [Edit]

 

happaさん☆

あの爽やか映画、評判いいですね
いつもお邪魔するレビューサイトでも褒めてました
正直言うとね、はじめは中高生の見る映画じゃない?って思ってたの、なのでhappaさんが観にいくって知った時にえっ思ったの(笑)
若い人だけじゃなかったっていうことは、皆さん良い映画だってことちゃんと知ってるのね☆

いやーホント、私も感動10倍よ!
映画の感想をあれこれ話せるって楽しいもん
そうやって話したくなるような映画をたくさん観たいね~♪

NAME:ルピナス | 2010.10.14(木) 01:13 | URL | [Edit]

 

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